ネギの壺 - 庭の芝生をネギにかえよう!


葉ネギ、九条ネギ、関西ネギの育て方−種まき時期、肥料、土寄せ、収穫時期、栽培期間







葉ネギ、九条ネギ、関西ネギの育て方−種まき時期、肥料、土寄せ、収穫時期、栽培期間



葉ネギといっても、薬味になるような小さいネギから長ネギの代用になりそうな立派なネギまであります。

九条ねぎが有名ですが、これも太いもの、細いものがあり、九条太ネギ、九条細ネギと言われてい、太いものは細めの長ネギと同じくらいになります。

細い薬味用のネギはほとんど手間もかけずにすぐに収穫できてしまいます。また、家庭菜園なら、根を残して葉だけをカットしていけば長い期間薬味に困ることはありません。

もともと、関東地方では土が軽く、土寄せをしてネギの軟白化させた部分が長いタイプの長ネギを作ることが容易だったのに対し、関西方面では土が容易に掘り起こしたり、寄せ土するのに不便な重たい土の畑が多かったということが、関西は葉ネギで、関東は根深ネギという特色になったのだと言われています。

これにより、大きく食文化が違い、それがまた、双方で違いを楽しみ、食の楽しみとして価値が出ているのでいいことだと思います。

確かに、関西地方の食には葉ネギを薬味として使うものが非常に多く、お好み焼き、たこ焼きから、うどん、、、、もう、土壌の問題が無くても、多分、葉ネギを作っていたんじゃないかという気がします。。。





九条太ネギの育て方


発芽時は玉ねぎ、長ネギ、葉ネギ、みな同じです。

長ネギ、葉ネギの芽は玉ねぎよりも若干小さく細いです。
しわしわ、くりくりとして、なんだか、失敗したかのようです。

数日でまっすぐに綺麗になります。
成長してすぐに収穫すると薬味として使える葉ネギがとれます。香り豊かで、このネギを加えるとそれだけで料理が引き立ちます。
このように束で売られています。
葉はするどく、細い、薬味用の葱です。
このように根の部分をカットして、葉を使います。
ネギの根がついているものが結構あります。
ネギの根があると断然、長持ちするからのようです。

そもそも、ネギもタマネギ同様に苗というものがあります。

それはほとんど干からびているような、畑から抜いて、音がついたまま、いちど干したネギなのですが、このような生鮮食料品のネギの根も生きています。

いわゆる球根のようなものですので、これから葉が伸びてきます。
しっかりとしたいい根です。

ほんの少しの土があれば薬味を自家製で調達することも可能です。
時間をかければこのように大きく太くそだつのが、九条太ネギです。

九条細ネギもあります。
九条ねぎの特徴として、年に1,2回分けつしてくる時期があります。

これはほとんど同じくらいに太くなっています。

いつ分けつしたのかわからないくらいです。
本当はもっとたくさんの本数に分けつしていることが多いです。
こうやって、古い太い方を抜いていくと、また種をまかなくてもすぐに次のネギが収穫できます。

ネギ坊主が出てくると硬くなっておしまいといわれていますが、あまり気にせず、数年とり続けています。
結構な太さになっていることが分かります。

長さはあまり土に埋めていないのでこれくらいですが、根深ねぎのように長くすることも可能そうです。