ネギの壺 - 庭の芝生をネギにかえよう!


玉ねぎの肥料、追肥




タマネギ栽培で肥料によって大きさが違う



玉ねぎの肥料、追肥








タマネギの肥料は足りてるか?


タマネギを栽培するときに忘れてはならないものに肥料があります。

実は、かなり重要なものです。あまり大きくなりすぎても困りますが、大きいことに越したことはありません。

生産し続けている方達は、肥料の量もピッタリ、無駄なく、最高の効率でタマネギを肥大させられると思います。

家庭菜園では、そうはいきません。毎回、条件が違ったり、初めてに近い人がタマネギと向かい合うわけです。

なぜ、タマネギを栽培するときに肥料を気にするか?

普通はタマネギを植える前に、元肥として肥料を与えます。そこまでは、みな同じようにやると思います。しかし、 タマネギの最大の特徴は栽培期間が非常に長いということがあげられます。

殆どの場合、秋ごろに苗を植えて翌年の春から初夏に収穫ですが、冬を挟み、年が開けて春になると、夏やさいのことばかりを考え始めて、タマネギのことなど忘れてしまいます。

そればかりか、6月すぎまで場所を専有するなんて、夏野菜が植えられないじゃないか、、なんというジャマな野菜だ、とさえ思われることもあるかもしれません。

それくらい、時間がかかるということです。そういうわけですから、タマネギ栽培の肥料は、はじめの元肥はちゃんと与えても、春になってからの追肥はだいたい忘れているのではないでしょうか?

よほど、粘性の高い土壌で水持ちがよく、いつまでも昔の肥料分が残っているような土地出ない限り、追肥の存在が重要となってきます。また、それと同時に水が十分にあるかも大事なようです。

タマネギは栽培する時はほとんど水を与えなくても枯れることはありません。球根ですから、当然のことです。しかし、それを見て余裕でいて、あまり乾燥している状態を長く作ると、大きく育ちません。

マルチを張って作ることが多いですが、地温上昇により、春先にいち早く成長する手助けをすることもありますが、若干の保湿効果もあり、5月、6月の乾燥した時期に水分を蓄えてくれると非常にいいことです。

しかし、このマルチもまた、追肥の妨げになります。タマネギ用のマルチを見たらわかると思いますが、無数に小さい穴が間隔を密にしてたくさん開いています。

これは一種おもしろいマルチだと思います。他の作物ではあまり、ほとんど代用が効かないくらい、密集しています。このマルチが張ってあると追肥は無理です。

マルチの裾を上げて横から肥料を入れ込むといっても、2列や3列ではありません。8列くらいの苗が植えられるようなマルチになっています。 これでは、中心部のタマネギにはいくらがんばっても追肥を与えることができません。

このような場合は、元肥を長く効かせて、元肥だけで育てきるということがいいのかもしれません。

もしかしたら、そういうこともタマネギ栽培で肥料切れを起こさせる原因の1つなのかもしれません。

仮に液肥を撒いたとしたら?と思いますが、液肥は薄いもので、短期間の間だけちょっと効くもので、こまめに与えなければ意味がありません。タマネギは栽培すると、時間がかかるわりに、 とても安い野菜だなと思うはずです。

どうして、こんなに1年もかかる野菜が1個であんなに安いのだろう、買ったほうが、自分が作るよりはるかに安くて大きいタマネギを手に入れられていい。 もうタマネギは作らない!そんな人も多いんではないでしょうか?




タマネギ栽培で肥料によって大きさが違う
栄養状態、環境の違う場所で育てた同じ苗の玉ねぎです。
全く同じ苗を一部を別の場所で育てたものです。

大きいほうが寒いところで育てたものです。
寒い分、ゆっくりと収穫した時期も遅くしていました。
おそらく、茎が倒れてからも肥大し続けたのもあるかもしれません。

しかし、根本的に寒いよりもある程度は気温があったほうが育ちもいいです。
これはやはり、栄養分や水分などの差がこれだけの結果をもたらしのたかもしれません。
結果というよりは、球根なので、結根でしょうか、。。