ネギの壺 - 庭の芝生をネギにかえよう!


ネギの種類、玉ねぎの種類







ネギの種類、玉ねぎの種類




有名なネギの種類一覧



下仁田ネギ とても有名なネギです。

ブランドネギとして、高級品、知名度を築いている珍しいネギです。

なぜ、高価なのか?

栽培期間が長くなるようです。また、時間の割に長さが短く、収穫重量も減るからではないでしょうか?甘いことも有名です。太いですが、短いので食べられる部分が少ないです。やはり、高級品としての扱いになるのだと思います。
九条太ネギ 関西ネギ、葉ネギとして有名な九条ねぎの太くなるタイプの品種です。

いわゆる葉ネギといえども、土に埋めていくと白くなります。
太さは多少細めですが、白いネギを作ることも出来ます。

関東ネギとの一番の違いは、石倉一本ネギが1本というだけあって1年以上育てていても1本のままなのに対して、九条ねぎは根元から株別れしていきます。このような分けつすることが最大の特徴ではないかと思います。

分けつは、3本から5本程度に分けつします。これを太い古いものから抜き取っていき、細いものを1本だけ植え替えていくと、エンドレエスでネギが栽培できます。種から育てていくとある程度の大きさになるまでとても時間がかかりますが、この分けつ方式はいきなり大きい若ネギが横から生えてきますのでだいぶ短期間で成長できそうです。
九条細ネギ 九条ネギです。もともとはこっちの細いタイプが古くからあったのかもしれません。
薬味にはやはりこれがないと始まりません。

太ネギはほっておくと太くなりすぎて、薬味サイズには適さなくなってしまいますが、細ネギのほうがその分、安心して作れそうです。
石倉一本ネギ 関東ネギと呼ばれる土に根元を埋めて育てて軟白化していくネギの品種です。

これは関東でよく作られたのは、畑の土が軽かったからだとも言われています。

関西の土は重い土質で土寄せするのが大変だったので、葉を成長させる葉ネギが盛んに栽培されていたという説があります。

しかし、白い部分が全部土の下になっているわけですから、相当、変わった作り方をしていると言えます。最初にこういうネギを作ることを思いついた人は、一体何を思って始めたのかと不思議なところです。
岩槻ネギ 関東でも古くから栽培されていた葉ネギです。
細く、分けつし、根ではなく葉の方が大きく成長していきます。
越津ネギ  中部地方で作られてきた中ネギとも呼ばれる、太さがほどほどで、葉ネギとしても軟白化して根を食べることもできるネギです。

柔らかく食べやすいのが特徴です。
赤ネギ 根元が白ではなく、赤いタイプです。

分けつし、甘みもあり火を通して調理すると美味です。

身(茎)は柔らかめです。
ポロネギ 西洋ねぎの別名です。英語ではleek(リーキ)と呼びます。日本のネギとは違い、太いものが多いようです。ニラネギとも呼ばれることもあるようです。

日本のネギとくらべると、葉が薄く、短い間隔で密集して生えているような感じです。

日本でも栽培されていて、日本の種苗会社からポロネギの品種が販売されています。






ネギの分類とは?


そもそも、タマネギとネギは違うのか?

長ネギ、葉ネギ、わけぎはネギか?エシャロットは?ペコリスは?

膨大な疑問がわき上がってきます。

実は身近に接していて毎日のように食べていながら、あまり意識していないのが普通です。



ネギの学術的な分類

分類: ネギ科ネギ属(ユリ科とする場合もあり)

学名: Allium fistulosum L .

和名: ネギ

英語名: leek


タマネギとはネギは別物


タマネギはヒガンバナ科に分類されるそうです。たしかに、球根があってユリ科やヒガンバナ科と言われたほうがしっくりきます。また、タマネギの目に染みる成分が毒といえば毒だとも言えるかもしれません。

なんだかそう考えると、野草は食べてはいけないものが多く、その中から毒がないものを選んで成長させていき、よく育つものを種をとっていくことでよりよい野菜が出来たのかもしれません。

その土地にあった遺伝子を持った種が残っていくという感じなのかもしれません。そういう意味でも各地域の伝統野菜ってとても大事なものなのだと思います。別に個人的に地方の伝統野菜を育てて種を残してもあまり意味が無いかもしれませんが、自分が住んでいる地域の野菜の種を積極的に残すようにすることで伝統野菜を守ることにつながるかもしれません。


それにしても、タマネギとネギ、葉だけ見ていると区別がつかないほど似ています。

ただ、葉だけ食べてみても微妙にタマネギの方が甘みがあるというか、ねっとりとし感じの味がして葉ネギのほうがあっさり、シャープな味がする気がします。

根から茎にかけての部分はしっかりと違いが有ります。

タマネギは球根になっています。ただ、ネギの茎が丸くなったのか?

ネギの断面とタマネギの断面を比べてみると分かりますが、中心に太い茎があり、そこが太くなっていてまわりに何層にもわたって皮のように外皮がはりついています。

タマネギはその周りの皮にも身があり厚みがあります。長ネギはただの薄皮という感じの皮になっています。その厚さがあるかないかが、珠になるか棒状のままかの違いのようです。

長ネギも甘いのは芯の部分で、周りの皮はあまり美味しいかんじではありません。歯ごたえと香りがあるかもしれません。

また、タマネギは外皮の一番外側が茶色い薄皮になりますが、長ネギは白いままです。ここに何か秘密があるのか??

実は本当にあったようで、ケルセチンという成分が含まれていて、アレルギーからダイエット、抗がん作用、、、、などなど本当か嘘かは分かりませんが、「タマネギの皮」で検索すると多くの健康食品サイトが出てきます。

一体どうなっているのか。。

という気もしますが、植物の皮の部分、本来食べない部位などは食べづらい、癖がある=なんらかの物質が集中している可能性があるわけで、当然、なんらかの効能も期待できるわけです。いいも悪いもありますので要注意ですが。












ネギの種類によらず、タマネギと比較して、味はだいぶ違います。

長ネギの白い部分は蛋白な味ですが、タマネギは糖分がだいぶ入っているようです。

つまり、甘い長ネギが重宝されますが、タマネギのほうがずっと甘いぞ。ということです。

また、長ネギとタマネギの値段の違いですが、長ネギは100円近くすることが有りますが、タマネギは1個30円くらいがいいところです。

なぜか?可食部の重量はかわりませんが、涙がでるから安いのか?ほんと泣きながら料理してまで食べたい食材ってタマネギだけですよ!!!

そんなにおいしいタマネギが安く買い叩かれてネギは高い!しかも、栽培するときに必要な土地の広さは棒状の長ネギのほうがタマネギに比べて圧倒的に狭くていい。

都会近郊型農業では相当な割合でネギを作っています。しかも、一年中ネギが植わっている畑が多くあります。

なんとなく、長ネギ>>タマネギという価値観があるようです。

タマネギは寒さに強く、大規模生産、機械化できるところが多いので、北部の広い土地で大量に生産できるので、また、長ネギと違うところは貯蔵性が高いということですが、このために非常に安くなっています。




伝統的な長ネギ、葉ネギの品種一覧


ネギの品種名 ネギの品種の説明
余目ネギ 宮城県のネギです。
明里ネギ 福井県のネギです。
矢田部ネギ 福井県のネギです。
橿原ネギ 奈良県のネギです。
阿久津ネギ 福島県のネギです。
湘南ネギ 神奈川県のネギです。
五千石ネギ 新潟県のネギです。
慈恩寺ネギ 埼玉県のネギです。
真瀬ネギ 茨城県のネギです。
九条ネギ 京都府のネギです。
九条太葱 京都府のネギです。
新里ネギ 栃木県のネギです。
盛岡葱ネギ 岩手県のネギです。
秋田細ネギ 秋田県のネギです。
柳川根深一本太 茨城県のネギです。
札幌根深一本太 北海道のネギです。
埼玉根深一本太 埼玉県のネギです。
徳田 愛知県のネギです。
新金長 東京都のネギです。
黒柄砂村一本太 東京都のネギです。
いわき 福島県のネギです。
源吾 福島県のネギです。
庄内根深ねぎ 山形県のネギです。
南部一本太 岩手県のネギです。
盛岡葱 岩手県のネギです。
横沢 秋田県のネギです。
最上川 山形県のネギです。
加賀 石川県のネギです。
加賀太葱 石川県のネギです。
明里 福井県のネギです。
石倉 群馬県のネギです。
立石 群馬県のネギです。
大利根 群馬県のネギです。
尾島 群馬県のネギです。
下仁田 群馬県のネギです。
黒昇根深 埼玉県のネギです。
金光一本太 埼玉県のネギです。
千住一本太 東京都のネギです。
あかねぎ 茨城県のネギです。
松本一本太 長野県のネギです。
みや葱 栃木県のネギです。
観音葱 広島県のネギです。
観音細ねぎ 広島県のネギです。
豊川太 愛知県のネギです。
越津 愛知県のネギです。
加賀ネギ 石川県のネギです。



長ネギ、葉ネギは伝統的な品種が多いです。

改良してあり現代生産されているものは、色々、改良品種があるのでしょうが、どちらが美味しそうかというと、伝統的な名前なので、名称は改良種でも伝統名称を使って売られていると思います。作るのも楽、美味しいのも改良種がいいようにできているというのが一般的です。

やはり、なんというか、寒いところ、山間部が多いところに品種が数多くあるようにみえます。これは、玉ねぎと比べて小面積で栽培が容易であることと、寒いほどいいネギができる、逆に暑すぎると病気になったりおいしくなくなったりして、とにかく、甘味を出すには寒さが一番であるということと、最強の耐寒性じゃないかというネギの寒さに強いことが理由ではないでしょうか?

ネギの葉をちぎると、ネバネバした汁が出てきます。この成分はおそらく凍りにくい液体ではないかと思われます。そして、これが甘味を感じるのに大きく関係しているのではないかと思います。

本当に寒い山間部でも、日当たりが必ずしも常時ではないところでも、ネギは育ちます。枯れることはほとんどありません。日照り、暑さにも最強の強さがあります。栽培の手間といえば、土寄せはありますが、放置していても勝手に育ちます。

そういうことからもかなり古い時代の農法でも十分すぎるほどよく育つわけで、栄養分があまりない土地でも、つまり、山の土地をそのまま使っていても育つようなネギであるからこそ、これほどまでに、山間部に広がっているのではないかと思われます。

そして、群馬県はやはり有名です。下仁田ネギの逸話があるように、やはり、ネギはさかんに作られてきたようです。

これは、京都などの細葱、葉ネギなどに比べると、全く違うもので、土が重たいために土寄せをあまり行えない環境だったので、葉ネギがメインになっていた西に比べ、土が軽かったから白根部分が多いネギが栽培されていたという東の特徴のようです。

土がどう違うか?よくわかりませんが、西は固まりやすくて重たい粘土質の土が多かったのに対し、富士山などの火山から降った火山灰が多い東の一体では土が軽かったと思われます。




玉ねぎの品種一覧


玉ねぎの品種名 玉ねぎの品種の説明
長生 新潟県の玉ねぎです。
北見黄 北海道の玉ねぎです。
慶徳中甲高黄 福島県の玉ねぎです。
湘南レッド 神奈川県の玉ねぎです。
湘南極早生 神奈川県の玉ねぎです。
二宮丸 神奈川県の玉ねぎです。
出村早生 大阪府の玉ねぎです。
泉州中高黄 香川県の玉ねぎです。
超極早生黄 香川県の玉ねぎです。
山口甲高 山口県の玉ねぎです。
甲高愛知早生黄 愛知県の玉ねぎです。
極早生尾張黄 愛知県の玉ねぎです。
中平型泉州黄 大阪府の玉ねぎです。
泉州甲高 大阪府の玉ねぎです。
愛知極早生白 愛知県の玉ねぎです。
岐阜黄 岐阜県の玉ねぎです。
紀州平型黄 和歌山県の玉ねぎです。
岐阜レッド 岐阜県の玉ねぎです。
札幌黄 北海道の玉ねぎです。
東京レッド 東京都の玉ねぎです。
平安球型黄 京都府の玉ねぎです。
平安早生不抽苔黄 京都府の玉ねぎです。
泉州中高黄 大阪府の玉ねぎです。
淡路中高黄 兵庫県の玉ねぎです。
今井早生黄 大阪府の玉ねぎです。
貝塚早生黄 大阪府の玉ねぎです。
淡路中甲高黄 兵庫県の玉ねぎです。



玉ねぎは、近畿地方に多くの品種があります。また、北海道は桁違いに多くの品種があります。古くから作られていた、大阪、京都、兵庫などに玉ねぎが多いことは想像するにたやすいものです。

また、北海道は広い大地と冷涼な気候を活かして、機械を最大限使った大規模農法により、より安い価格でいつでも玉ねぎがスーパーで買える状況を作り出している理由でもあります。

貯蔵性のある玉ねぎは、涼しい所で長期間保存ができて、芽が出てきません。また、放射線を照射することで芽が出なくすることもできるようですが、実施の有無は不明です。でも、大抵は放置しておくと芽が伸びてくるので、何もしていないと思われます。

玉ねぎの品種の特徴としては、伝統的な昔からあるような品種なのに、早生とか、改良されていたかのような名前が付いています。これは、それだけ重要産物であり、それを必要とする人が多かったことが理由だと思います。

近年の改良品種はなんとか15号等と書いてあり、わかるものですが、古いものは長年かけて改良した、というよりは、いいものをセンバツしていったということが言えそうです。そこで優勝したのが、今ある玉ねぎだということでしょう。




気候変動で食料が無くなった国はどうする?


温暖化か、寒冷化か?ということはどちらであるにせよ。気候変動が激しく、今既にピンチであると言えます。

言っているのは個人的に思って口には出せない、寒いとは言えない、寒くても、少しも寒くない!というようになっているので、とにかく、自分の心のなかだけで考えておいても損はないでしょう。

偉い国の学者?研究者が考えた結果、気候変動で、食料が作れなくなった国がやばい!ということを言っているのがあります。これは、ようするに飢えたら人は他国から奪ってでも生き残ろうとするから気をつけろ、といっているようです。

たしかに、距離が離れていれば関係ありませんが、まじで危ないものです。

家庭菜園だって、隣の畑の?さんがうちのスイカを盗んだんだって、騒ぐくらいで、それが、スイカじゃなくて生きていくのに必要なものだったら、もう、鍵つけてないのが悪い、一晩中見張っていろ、電気柵を設置しろ、などということになってきます。

結局、どこの島はどこの国だって言っても、誰もいなくて、ここは誰々さんのものです。って書いてなかったら、誰かにとられてもわからないわけです。まして、見張りさえいないなんて、、、、ってなります。

だとすると、

まあ、資源の問題はたしかに大きい。それは事実ですが、それよりも切羽詰まるのが食料です。

保存がきく食料は1年分以上、持っておかないといけません。

これは、生産者の人たちでは身にしみてわかっているのか、数年前の米を持っていたりしますが、本当に、米は保存が効いてすごく大事です。

でも、1年を過ぎるともうだめだとか言って捨てる始末、、それよりも、ほんとうに保存しておきなさい。って思います。

それはそうと、玉ねぎも保存が効く、2番めくらいに長持ちする食料です。

おそらく、保存っていう意味では、土に植えておけば、多少、分球したり、硬くなったりとかありますが、生きさしておけば無限に保存が効きます。実はこれは米を超えます。

米だって、まあ、そのまま放置すれば、タネですから、来年また生えてきて、どうにかなるんですが、その冬の間が持たない、、、

じゃあ、玉ねぎは保存すると何がいいのか?

じつに、玉ねぎは存在感があります。

匂い、栄養、、、、

葉野菜よりも、いいですね。血行がよくなるので、食糧難の時代に不安感を少しでもやわらげるのにいいかもしれません。ラーメン屋でニンニクと、生玉ねぎが置いてあるところがありました。玉ねぎは超協力ですから入れすぎに本当に注意して下さいってあって、少し入れたら、悶絶しました。

さて、そんな玉ねぎがいくらでも貯蔵がきくというんです。

食糧難といっても、、気候変動は、南半球が暑く、北半球が寒くなるのでは?と言われているようです。

ホントか嘘かは分かりません。

でも、私は体感で寒いです。

で、北半球って主要な人口をかかえていたりするので、北限がもっと迫ってくるってことになると、、、、ほぼ、今、南よりにある地域じゃないと、やばいんじゃないのかって思ったりもします。

南へむかえ?ってことでしょうか??

自分は、南の島に住みたいなって思っていましたが、地震とか考えると逃げ場が無いですし、小さいわりに重要な拠点であり、戦争になるとまっさきに、、、と思ってしまうようになりました。

では、どこがいいのか?

なにげに、南半球は暑い?北半球は寒い??

ならば、赤道直下は??

変わらず。。。。

と言えそうじゃないですか?

ですよね?????赤道を買いだ。。赤道直下を全力で買い占めろ。って、誰か考える人は居ませんかね??

南の諸島とアフリカ大陸、南アメリカ大陸ですね。

ここが、未来には中心的な年になるのかな。。。。それはだいぶ長い先の話だったり、、と、、

しかし、作物はすぐに枯れます。

一瞬の寒波で、一年間、無収穫にさえなることもあり得ます。

マネーがあっても、食料がなければ人は生きていけません。

だから、蓄えが必要です。

地面があれば、隙間なく玉ねぎを植えて、保存しておいて、倉庫には米を積み上げろ。。

そういう備えが必要なのかも、、しれませんね。。

まあ、米があればなんとかなるんでしょうけど。。

今、米は最低限しかないので、イモ、豆、麦、、、発酵食品、、、米と味噌があれば、ぶっちゃけ生きていけるような、、気もしないでもありません。

だったら、わりと簡単に保存できますね。